先に4話目の感想を書いてから、3話目以前を書くアクロバティック。当ブログの闇鍋化が深刻だ。この前タイムスキップ真央ちゃんの感想を長々と書いていたら、途中でしんどくなったので、今回はあっさり目でいきます。
仲間から追い出されたエイリスと、現代日本から転移してきたヒナコが出会うとこから、物語が始まります。いま流行りの追放系ですな。
ざまあ勇者もあるよ！
もっともそれらが判明するのは後になってからで、本題は異世界冒険譚といったところ。追放要素の部分は、かなり薄味な印象です。
基本的に礼儀正しいものの喧嘩っ早いヒナコと、それを宥めつつも一度決意したら殺すことに躊躇がないエイリスの組み合わせ。お嬢様とはいったい…と思っていたら、あとがきで極道要素を意識しながら描いていることが判明。百合や異世界系の皮を被った任侠モノだった。
ヤクザは舐められたら終わりなんですよね。土竜の唄読んだからわかる。
そんな感じで2巻へ続く。
単行本書き下ろしはざまあ勇者（仮）サイドの話。1話目に出てきたギャルっぽい竜人（仮）とのファーストコンタクトを描いております。もしかしたら別人かもしれませんけど、性格が変わり過ぎて草。主人公勢と異なり正統派なろう系主人公（偏見を多分に含む）という感じで、この二人の話もなかなか面白そうです。
