銭（インチキ）の力で、戦国の世を駆け抜ける。第9話レビュー

続・稲葉山城の戦い。斎藤側は第1派の救援も兼ねて第2派を繰り出すも、このことを予見していた主人公の策で完全敗北。未来知識様様ですな。

秀吉はさっそく信長に勝利を報告しますが、当人は勝ったことよりも陣中食の方が気になる様子。この作品の信長は食いしん坊設定なのよね。カレーは誰でも美味しく作れるということでとても好評。現実の戦場でも不味い肉を旨くするアイテムとしてありがたがられているみたいな話を聞くと、カレー粉とかカレールーってリアルチートアイテムなんじゃ？という気がしてきます。煮込み料理は硬い肉でも柔らかくなるのがいいよね…

そして信長がカレーライスに満足したところで一夜城解説。速乾セメントで作ったらしい。個人的にはセメントより、それの必要量を一夜で輸送した小六の方がすげえなと思っちゃいます。ナポレオンも熱機関が無い時代に、1日あたり500トンの火薬消費量を支え続けたと言われていますから、不可能ではないのでしょう。歴史に名を残すだけのことはあるねうん。

最後はシリアス信長というテンプレ。以下略。ちなみに主人公は秀吉に手柄を譲るためもあり、戦場には来ておらず自宅で嫁の出産立会中。こいつら交尾したんだ！子持ちってそれだけで子作りしましたアピールできるから、ステータスめっちゃ上がるよなという本編とは無関係な感想。