
北畠家に勝利したことで主人公領が急拡大。上司の信長にとっても喜ばしき結果なわけですが、他の家臣からすると面白くない流れなようです。器が大きいとされる信長だって警戒を解くまでに時間がかかりましたからね。妬まれるのは当然の流れといえますでしょうか。本来なら新参らしく控えめな行動をすべきところに服部党絡みの連戦。元を辿っていくと主人公たちを緩衝地帯として利用しようとした信長の采配ミスだよなと思ったり。
そんなわけで重鎮の1人、村井貞勝による嫌がらせもとい牽制が行われました。褒められた行為でないとはいえ我慢したところで不満は消えないし、いつかは言わなきゃならんことでもあります。これに対し動揺することなく普段通り応じる主人公。クレーム対応で鍛えたのかな。こういうところはさすが社長経験者って感じがしますね。
話の中で貞勝から領地の割譲を求められるも即お断り。保身を考えればさっさと明け渡した方が賢いけれども、北畠家との戦いで多数の犠牲者を出して得た領地の面倒を見るというのは主人公なりの誠意ですかね。渡さない理由は他にもあるようで…次話に続きます。