気が向いたのでレビューです。偵察パンターと言った方がわかりやすいでしょうか。史実では5cm砲なんだとか。当時計画が進んでいた次期偵察戦車の車体をパンターと共通化すれば合理的じゃねということで検討した結果、費用対効果の悪さが明るみとなり構想のみで終わりました。一方で開発続行が決まったVK16.02は後に計画中止。前任であるⅡ号戦車L型も44年以降Sd.Kfz.250/9と入れ替わりで生産中止になっており、結局のところ偵察戦車というコンセプト自体が間違っていたのかもしれませぬ。wotbに於いてはゲームバランスを考慮してか7.5cmゲル砲を搭載しております。更に装甲DOWN馬力UPにより軽戦車らしく動けます。高性能車輛だらけなティア帯ですので、相対的な隠蔽の悪さが少々気になりますが、それ以外は普通の軽戦車って感じの性能です。軽戦車としては体当たりが強いという特長もあるんすけど、狙って行うのはなかなか難しく、正攻法で攻めた方が勝ちやすいのが実情かと思います。
【追記】Sd.Kfz. 251/23ではなくSd.Kfz.250/9でした。訂正。