元ネタはエルザッツ・ヨルクの更なる発展型として検討されたグローサー・クロイツァー4531。他にも15案ほど候補があったらしい(そんなに)。主砲を8門載せる設計案もありましたので、発展型の廉価版と言った方が正確でしょうか。エルザッツ・ヨルクもコストを下げるために装甲を削っていたりするので、4531巡洋戦艦が採用される可能性は十分あったんじゃねえかなと思います(個人の感想です)。史実では42cm砲なものの、当初は40.6cm砲になる予定だったけどイギリス海軍は15インチ砲の次に16インチ砲を選ぶだろうから、それを上回る艦砲にしようという流れで42cm砲になったという経緯がありますので、wowsbの世界線ではその流れが起こらず最初の計画通り40.6cm砲になってしまったようです。wowsbに於いては同じティアのビスマルクと比較されがちなこの戦艦。近距離だけでなく遠距離戦でもそこそこ強いビスマルクに対し、ヘルス差のせいで近距離でもビスマルク未満なんじゃと思えてしまいます。ただ機動力だけは明確にビスマルクを上回っており、実際に使ってみると有利ポジを取りやすいので強みはありますね。他のドイツ戦艦と同じくBOT艦処理力の高さを生かし、人が居ない時間を狙ってサクっと育てて戴きたい。