前話からの続きでピルル回かなと思ったら、一切出番が無いまま日常回が始まるという斜め上。教会騎士どこいっちゃったの…
今回は帝国軍に囚われその後救出された夏目鶴来視点からの異世界見学です。転生した地球人の年代は様々であり、ツルギ自身も平成生まれのヒナコより年下だけど生まれは昭和なんだとか。現代日本人だけでなく古代欧州人まで混じっているとなると、価値観が違い過ぎて国を分けるか平等の名の下に少数派を弾圧するかの二択が地球人の歴史ですけど、そういう面倒なことには触れないでおくのもアリだゾ。
その後エイリスによるブラックサレナ領案内。おもっくそ法国の領土を切り取ってますね。魔国の領土は全く減ってないのがひでえなおい。傀儡国家によくあるやつですやん。こういうの見るとなんで無政府状態なのに長年魔族の侵略を阻止できたのとか、そんなに強いのならよそ者による統治なんてお断りするんじゃ？なんて思っちゃうんですよね私。王国帝国と異なり法国の外交方針がまだハッキシしてないので、魔国との緩衝地帯を得るためにブラックサレナを受け入れたという線もなくはないけど、その場合は法国が他国から裏切者扱いされそうな可能性を想像できちゃってつれぇわ。
日常回ということで緩い流れが続きます。転生者の村以来の付き合いであるタダシは、ブラックサレナの幹部としてヒナコを支えているようです。ウェンディがオタクに優しいギャルみたいになっとるー。でもオタク気質なタダシがここのノリに合せるのは辛いでしょうねうｎうn。ヒナコとエイリスの組み合わせから始まった冒険者パーティーが反社集団化するとは、俺氏も予想できませんでしたよええ。
モブキャラとも仲良くなりアスペっぽさが薄まりつつあるエイリスとは対照的に、なんだかこじらせ具合が悪化しているカルラ。エイリスだけでなくツルギにも嫉妬気味です。4年も経ってるのにこれは…。ギャグっぽい描写に茶々入れるのもなんだけど、ブラックサレナの初期メンバーってコミュ障率高ない？トルガナーナが止めに入ったところで22話おわり。ツルギはカルラの胸中をよく理解しており、このさき上手く間を取り持ってくれるはずと思いたい。
