2000馬力級の発動機を搭載したアメリカのミディアムボマー。高速性能と重爆に匹敵する強力な防護火器を併せ持ち、実戦でもその強さを発揮しました。だがしかし扱い難い機体であったのもまた事実であり、操縦性が改善された後も長大な滑走路を必要とする離着陸性能の低さは大きな欠点と見なされ、太平洋戦線での運用を中止した理由の一つとされております。更にB-26と同等以上のペイロードを持ちながらより短距離で離陸できるA-26の配備が進むと、B-26は急速に前線から引き上げられていくことになります。前世代の中型爆撃機であるはずのB-25が訓練機として60年代まで現役であったことを考えると、戦後すぐに退役してしまったB-26はやっぱり不遇だったんじゃねえかなって気がしますね。wtmでは操縦性が悪いなんてことはなく、離着陸距離の長さもデメリットになっていないのでB-25と同じく戦闘機に対抗できる爆撃機として活躍してくれることでしょう。但しボトム戦ではベースを破壊する際にリロードが必要になっています。30mm級機関砲持ちの機体と遭遇する確率も増えてきますし、この辺からランク4以下の爆撃機の方が面白くね?って気がするようになっていきます。