前話で収監されたものの、早速無敵っぷりを発揮する主人公さん。餓死もしないとか絶対に死なないという安心感があるね。ミリアーネは主人公を某殺すべく知人である王国魔術研究所の所長であるニコレイナスを呼び寄せます。しかしミリアーネの意に反し、所長は主人公を殺そうとはしません。これまでに13人も死んでいればさすがに警戒するわなそら。
むしろ友好的な態度を取り士官学校への入学を勧めます。軍隊生活は楽じゃないけど実家に頼らずに通学しようと思ったらここしかないし(士官学校は給与が貰える)、妥当なところっすね。描写はないんすけど、ミリアーネの策謀も一旦止まるので所長が説き伏せたってことになるのかな。主人公の平民落ちは変わっておらず、実子にブルーローズ家を継がせたいという目的は達成されているので、この時点では一応納得したようです。腹芸できるし人心掌握も上手いし有能な部類だと思いますよミリアーネ。まあ息子のせいでまた主人公と対立する羽目になるんだけどなぶへへ。