
前話から始まった観音寺城の戦い。史実でも短期間で織田側が勝利した戦いですので、照明弾の効果も相まり一方的な展開となります。敵情不明の状況で照明弾を使用すると自軍の居場所を敵に教えてしまい逆効果にもなったりするのですが、その辺はドローンで偵察済みだから問題ないんだろうなと脳内補完してみる。
六角側にも手練れは居ましたが、文字通りの横槍で討ち取り嫌悪感を示す利家。それに対し元筒井家の浪人である島左近は意に介しません。このような人物を受け入れる主人公に利家は警戒感を示したところで第51話おわり。価値観の違いはそれだけで不協和音を生むからねえ。でも同じ場所に居合わせた秀吉は咎めるようなことをしないので、利家の方が狭量とも言えましょうか。主人公だってイライラしてもおかしくない状況なのにフキハラなんてしないし、未来人なりに中世日本人の面子を立てていますので、利家が主人公に合せる努力をすべきだと思うね俺は。