
前号と同じく19日発売だけれど、感想文を書く気力があるかどうかはまた別問題である。
最初にベルナデッタの哀しき過去…。いや、あんま哀しくないな。現在は建前を言える程度には成長したってことになるのかな。学生ならまだしも社会人になると、仲良くしたい人に建前を言い、気に入らない奴には本音をぶつける人がとても多くなるので、建前を言える人は他人に気遣いできる人なんだなって思いますはい。
王都民への演説ついでに前話の謎が判明。エイリスっぽいのは只の石碑らしい。しょーもな。ベルナデッタにとって巨神事変は棚ぼたなので恨みは無さそうですが、王都民からすれば石を投げつけるくらい恨んでいる存在だしまあ妥当なところですかね。敵側の悪行を盛っても、ヒナコのやらかし具合が酷いせいでなんだその程度かと思ってしまうバグ。
演説の中であっさり滅ぶ教会領。6巻でも描写あったけどそれを含めてもあっさりです。最初から最後まで噛ませ扱いっすね。死に戻りや転移スキルを人為的に付与できる科学力を持っているのだから、次元消去型兵器とかフォールド爆弾っぽいのを造れそうなものですが、向上心が無いのか兵器体系は古代文明の時代から進歩していないようです。現実でも日進月歩の傍らで全く成長しない人たちがいっぱい居るのだし、あらゆる知識を持っていたとしてもこうなってしまう可能性はなくもない。
演説が行われている王都で情報収集を行う異世界人の村の人たち。誰だよと思った人は第5巻を読んでね。ブラックサレナの下働き状態ですが、当人たちも自分らが維持できる組織規模は村社会レベルだと自覚しているので、特段不満は無い模様。まあ俺にはヒナコの政治センスも同程度かそれ以下に見えるけどな!それに対し王国の要人であるリヴァイアが接触を図ってきました。どうやら敵対する気はないらしい。魔国との戦いが終わった後どうなるかは不明瞭ですけども、これまでやってきたことを考えると意外な感じがします。そんなに教会と帝国が嫌いだったのか。
もう王国と戦う理由ないし防衛の時だけ協力すればと思っていたら、戦争を止めたいという理由で暗殺を仕掛けるカルラ。これにはヒナコとエイリスも賛同しているらしい。いやいやちょっと待ってくださいよ。こいつらの言う平和とは他人の牙を抜くことで達成するつもりなのか?魔国の一員として行動するのなら、王国のインフラ破壊&要人暗殺しようが真面目に働いてる帝国の将兵を殺そうがどれも正しい行いだけれど、決別した現時点で同じことされちゃうと何やってんだお前と言いたくなります。だいたい魔国が全面侵攻を決意したのはミリタリーバランスが崩れたからで、そのきっかけを作ったのはヒナコだと作中でもハッキシ描写されてるし、また悪い方向へ転がるんじゃねと思えてならねぇ。ここで第29話おわり。悪い意味で続きが気になります。