
元ネタはプロイェークト84巡洋艦。黎明期のミサイル巡洋艦と共に比較検討されたソ連海軍最後の砲戦型巡洋艦です。自動装填装置を取り入れることで飛躍的な性能向上を果たしたものの、当時の西側諸国はソ連艦隊に対し核爆弾を使用した10km以遠からのトスボミングを企画しており、艦砲のみでこれを阻止するのは不可能に近く不採用になったのは当然の成り行きではありますが、同時期に計画されたプロイェークト70はミサイルの効力が評価されつつも汎用性の低さを理由にボツ。それを反省し6インチ砲とミサイルを混載したプロイェークト71は性能不足でボツ。搭載兵器の高性能化で要求仕様を満たしたプロイェークト63はコスパが悪いと判断されやはりボツ(原子力潜水艦の調達を優先したいという事情もあった)。最終的に元々は駆逐艦扱いだったプロイェークト58が次期巡洋艦として宛がわれるに至り、この時代の苦労を偲ぶことが出来ます。wowsbでは一見すると射程が長いだけのように見えますが、そこに弾速の速さと発射速度の高さが相まり極めて命中精度の高い攻撃が可能です。上手く立ち回れば射程差で一方的に攻撃できるし、不利な相手でも距離を置いて戦うから生き残りやすく、結果的に与ダメも伸びるっていう。カタログスペックからは想像できない強さを発揮出来るので、是非一度は使ってみて戴きたい。