
避弾経始の効果を高めた鋳造車体シャーマンです。もっとも後の改良型は生産性が高いが故に広く普及した溶接車体をベースに選んだものが多く、鋳造車体の方が古っぽく見えてしまうという俺氏の偏見。シャーマンⅡの項目に書いたように英軍へ送られたM4A1は華々しいデビュー戦を飾ったのと対照的に、米軍のM4A1は初陣から苦労し続けることになります。ヴィシーフランス軍との戦闘中はずっと留守番。ようやく出番が回ってきたと思ったら偽装退却に引っかかりいきなり大損害。撤退中にティーガー戦車の追撃を受け更に損害拡大。再攻勢を計画しているうちにイギリス軍の活躍で北アフリカのドイツ軍とイタリア軍は降伏してしまい良いとこなし。続いて行われたイタリア本土での戦いでは、山がちな地形を利用した伏撃に晒されまくるという不利ゲーを強いられ、やられ役なイメージが強いのはこの辺が原因なのかなと思ったりする。それでも75mm砲は対戦車砲制圧に有用であったと評価されたし、機動防御に関しては専門の部隊である戦車駆逐大隊と同じパフォーマンスを発揮できることが実戦で確認され、米軍の勝利に貢献したことは間違いありません。wtmで鋳造車体のありがたみはあまり感じないものの、最初からM61砲弾を使用できるため初期デッキ要員として地味にありがたく、T-34が揃った後もタスク消化要員として役立ちます。プレ化してみる価値はありますぜ。