
元ネタは戦前のイギリスが中華民国に提案した嚮導駆逐艦。当時の中国では日清戦争で壊滅した海軍の再建が求められており、その流れは辛亥革命後も変わらず、国民党の創始者である孫文も戦艦を含む大規模な海軍の復活を望んでいたとされます。しかし内戦が続く当時の中国でそれは不可能であり、沿岸及び揚子江での運用に特化した寧海級巡洋艦(沿岸用なのに巡洋艦を名乗るのはどうかと思うが)と各種魚雷艇が選ばれ、外洋での運用を想定した本艦は不採用になりました。ちなみに中国再統一後も陸軍の近代化が優先されたことから長らく沿岸海軍としての艦隊計画が続き、空母遼寧の就役でようやく外洋海軍を得ることが出来たというのは感慨深いですね。wowsbでは例の如くイタ駆逐無双な低ティア駆逐界隈ということで、深度魚雷装備の建威はひときわ苦行感があります。ただそれ故に慎重な動きを意識するので、魚雷で一発逆転を狙いがちな他の駆逐艦よりも生き残り易かったりします。ある意味ボトム戦の方が活躍できる、かもしれません(個人の感想です)。