
旧式化した高角砲を無理やりチハに載せた自走対空砲と思いきや、対戦車用のつもりで造ったらしいけど徹甲弾は用意されていないというチグハグな戦闘車輛。旧式砲とはいえカノン砲基準で見れば1級品の性能を持っているものの、発射できる戦闘用の砲弾が通常弾と呼ばれる榴弾の弾殻を厚くすることで、敵駆逐艦に対して最低限の貫通力を確保した多目的用途の砲弾しか存在しません(ゲーム内では徹甲榴弾扱いで、通常弾と名付けられている榴弾はそれが再現されていない架空仕様)。海戦では限られた艦内スペースを有効利用できる便利な砲弾なのですが、空き地や随伴するトラックに砲弾を並べておくことができる陸戦で使用する利点はあまりなく、砲弾のせいで残念な性能になってんなと個人的に思っております。史実では細かいデータを取っていなかったようで詳しい数値は不明なるも、似たような性能を持つソ連の122mmカノン砲が榴弾でも70mm程度貫通できたことから、それよりも弾殻が厚い本砲ならシャーマン戦車の装甲をギリギリ抜けるんじゃねと言われており、wtmでもそんな感じの扱いになっております。スポール破壊が再現されていない?ため角度が浅いと弾かれたりし、KV-2の152mm砲と比べると残念感はあるものの、それでも75mm級の砲弾と比べれば格段にキル取りしやすく、ランク1で希少な大口径車輛として活躍してくれることでしょう。搭乗員が全員気絶しない限り撃破判定にならないというwtmの仕様上、同じランクの四号戦車や三式中戦車よりも耐えることが多く、初心者でも扱い易い性能になっております。