
11ヵ月ぶりのメインストーリー更新です。チャプター10からの続きで、幽霊こと無人AVG-D型b2の回収作業が続きます。1機だけと思いきや全部で100機あるらしい。そんなに。オデッセイが幽霊に縋るわけですな。あくまでもロボということで主人公による手動操縦も可能だけれど、優れたAIによって自律制御も行えるため、作中での扱いはドライバーと同じって感じです。

回収を終えた主人公たちは避難所へ帰還。避難所ではチャプター10で攻めてきた原罪たちとまだ交戦中なようです。かなり追い詰められており、航空隊は小型輸送機1機を残し全滅。主人公たちが乗ってきた大型武装輸送機も破壊されました。輸送機っぽくない見た目だなと思ってたけど、汎用機でもあったのねあれ。フランカーとユリウスもピンチなところに幽霊×100が到着し原罪を圧倒。戦いは数だよなやっぱ。1機でもスクルを張り倒せるくらい強いしね。

本来なら喜ぶべき場面。だがしかし無人AVG暴走事件の記憶があるマヤ地区の人々からすると、幽霊は忌むべき存在であり解体しろとまで主張。オデッセイとかなりの温度差があるのは、民間人に避難所が危機的状況であることを伏せていたのが原因っぽい感じ。ダニューブ特別連合部隊を含む各支部からの増援を見てすっかり安心しきっており、幽霊×100が無くても勝てると勘違いしていたようです。民間人にどこまで情報開示すべきかは難しい問題よなと日比谷焼打事件を見ながら思います。

現況を知り解体しろとはさすがに言わなくなりましたが、さっさと出て行ってほしいという態度は変わらず、主人公は短い休憩で幽霊たちを率い再出撃することになりました。とりあえず避難所とは別の場所に拠点を設営する流れに。幽霊×100が居ますので戦力的には問題ありません。ただ何か言いたそうなチャリサーがくっついてきました。その後で会話でダニューブ特別連合部隊の行動が軍機扱いで、全くと言っていいほど世間に知られていないことへの不満が語られます。唐突なお気持ち表明っすね。チャプター3でもっと有名になりたいみたいなこと言ってたけどさー。アイギスは軍事組織であってアイドルグループじゃねーんだわ。それに対し共感を示す幽霊。暴走事件を引き起こした機体と別物なのに同一扱いされてることが気に入らないそうで、人間の役に立っていることを知らしめたいと言い出します。これがきっかけでチャリサーと幽霊が仲良くなり出したところで主人公パートは終わりです。一見するとユリウスっぽい真面目キャラだけど、内面はチャリサーに近いのかもしれませんね幽霊。

残りは原罪sideと九州本部sideとカティア支部sideのお話が幾つか。アイギス本部には処刑人なるドライバーが存在し、各支部の動向を抜き打ち監査しているらしい。そんな暇あるなら原罪と戦ってくれと思っていたら、旧東欧諸国に該当するカティア支部で何やら怪しい動き。アイギスに対するクーデターを画策しているように見えます。こういう連中を黙らせるために処刑人が必要なんですねえ。ついに内ゲバかー?マヤ地区奪還はいつになるやら。チャプター12へ続く。