潰国のユリウスの発売日だけれど、先にこっちをレビュー。今日は異世界発明王の発売日でもあるのだ。

6巻からの続き。ドラゴンとの戦闘に突入と思いきや、そのまま通り過ぎていきました。主人公勢は何の準備も出来ていませんからね。ここで攻撃されていたら死んでいたことでしょう。ご都合展開!そして代わりに襲われる帝国。これが後に発生する戦争の原因になるというのはまた別のお話。

いよいよドラゴンとの戦いが始まります。別の記事でも書きましたけど、飛翔体に命中弾を与えるというのはとても困難でありどう対処するのかなと思っていたら、ロボであるナナミが高射装置の役割を果たしてくれました。便利キャラすぎる…(二回目)。敵の大きさを知るというのは対空戦闘というか遠隔戦を行うために極めて重要な要素でして、これがわからないと三角関数が使えない→敵との距離がわからない→どの角度で撃てばいいかわからない→当たらない、という現象が発生します。八幡空襲で初めてB-29と交戦した現地の高射隊はB-29の大きさを知らなかったために、9000発撃っておきながら一機も撃墜できなかったそうです。この辺を踏まえると、前情報なしでも大きさと距離がわかっちゃうナナミの凄さがお分かりいただけると思います。おそらく周辺把握用のドップラーレーダーを装備してるんでしょうな。