就役当初から射撃レーダーとそれに連動した管制装置を搭載し、半自動追尾が可能になった高性能駆逐艦。しかしながら例によって急降下爆撃への対応力は低く、バラージファイアリングと呼ばれる射撃方法で補ったそうです。これは日本軍が行っていた弾幕射法に類似するやり方であり、コストが安いというメリットはあったものの結局は急降下爆撃機への攻撃も想定していた米国製のMk37GFCSを英海軍も導入することになるのだから、やはり想定が甘かったと言わざるを得ません。ゲーム内の解説で新型と紹介されている4.7inch両用砲Mk.XIも、迎角が40°から50°になっただけという微妙な性能向上。史実ではいろいろと残念な仕上がりになりました。対空値が低いのに対空警戒スキル持ちなのは、この辺を再現してるんでしょうな。wotbではジャーヴィスが順当に進化した性能と言いたいところですが、同ティアに三秒間隔で射撃可能な秋月が徘徊しているため同じような強さは望めません。wikiだとなんか高評価なんですけど、格上にも格下にも砲戦に優れた駆逐艦が存在することを考えると相対的に弱くなってない?というのが俺氏の感想です。