続・発電方法模索。雷魔法で発電…ではなく、モーター作りです。天然磁石があまり普及していないため、人工磁石を自作しようとするも上手くいきません。いかに優れた科学力を持っていたとしても、必要な天然資源が無いとどうにもなりませんからね。現代知識無双は楽じゃないぜ。

副産物としてスポット溶接スキルを獲得。近代を通り越して現代に片足を突っ込んできました。近代で実用化した技術ではありますが、特性が完全解明されるまでに数々の破断事故を引き起こし、現代になってようやく確立した曰くつきの接合手段。異世界でも同じことが繰り返されるのかと思ったけど、そんなことはなかった。ストレスフリーな創作姿勢は俺も見習いたい。

ライラのメイド・ニムに連れられて昼食に赴く主人公。王都内では既に有名人なようです。お雇い外国人もこんな感じだったのかなと思ってみる。現代でも途上国に仕事を持ってきてくれる先進国の人は、現地の人にめっちゃ媚られるそうな。それが原因で汚職認定からの逮捕や解雇された方々が複数存在しますので、常に警戒しなければならないのが現実のつらいところ。

その話の中でフライホールが出現。蜘蛛チョコといい作者さんの知識レベル高いな…。俺が低いだけとも言える。このあとフライホールを応用した泡立て器を制作。電動泡立て器の話ではありますが、人力だと無駄に時間がかかるのに、機力だと簡単にホイップがつくれてビビった思い出。高速回転は正義です。