5巻の発売日に4巻の感想文を投稿するスタイル。無理をしないのが俺氏のモットーです。

冒頭で世界観説明。近世っぽい感じがしたのは、気のせいではなかった模様。但し地球と異なり、1000年以上続いているらしい。技術革新が無くとも経済活動によって富が溜まっていく以上、社会情勢の変化は避けれないはず。一定の技術水準を超えると謎の勢力が現れる展開があるのかと思ったけど、そんなことはなかった。21世紀になっても原始時代のような生活をしている人たちがいることですし、こういうこともあるのかもしれません。

この異世界には透明ガラスも鏡も無いらしく驚かれる。近世っぽい世界なのにこれはちょっと…。そして銅線は現地製。うーん…まあ異世界だしな!次に竹から作った炭素フィラメントを組み込む。フィラメントは通常の大気で通電させると燃えすぎてしまうため、酸素濃度を下げる必要があります。ドクターストーンでは真空ポンプを製作しましたが、ここでは魔法で解決。便利だね魔法(二回目)。前述のとおり発電機はまだなので一段落。

っと思いきや魔石が電池代わりになることを発見。何故今まで気づかなかったのかと言いたくなるところですが、地球でも銅線の近くで磁石を動かすと電流が発生することに気づいたのが19世紀になってからなので、意外と気づかないもんだ。原作だとこの魔石エネルギーは交流であり直列接続による出力向上が不可能、というデメリットが描かれておりますけど、漫画版ではそのことが省かれているので、もう発電機いらなくねと誤解してしまいそう。後から明らかになるのかしら?