今回はウェンディと戦いながらの過去回想。戦闘シーンの合間に入れてくれて助かる。好きな人には申し訳ないけど、主人公側が勝つという結果が分かり切った戦いを長々と見せられるのきついんすわ。でも長谷川ナポレオンのような史実の戦いだと、先の展開を知った上で長時間戦闘をやってもきつくならない不思議。史実バリアって偉大だ。
この世界にはスキルっぽいもの（或いはプロパティと呼ぶべきか）があるわけですが、それらに頼らない体術と武術も有用だそうです。無能力者が能力者に勝つあれですね。これに関し過去エイリスは素人であり、その道に詳しい者から教えを請いまくります。ヒナコと出会ってから最大で二年しか経っていないのだからどれか一つに絞った方がよさそうな気もしますけど、古代文明の元生体兵器ということでおそらく現代のスパコン並みかそれ以上のインプット能力を持っているのでしょう。反面アウトプットはハード性能で補うことが出来ず開発者のセンス次第になりますから、ハイスペックなエイリスが微妙にアスペっぽいのはこのせいかなと勝手に解釈してみる。
ここから現在の時間軸に戻ります。未だに動きが無い王都の治安機関。聖騎士団の出番マダー？(・∀・ )っ/凵⌒☆ﾁﾝﾁﾝ。現実でも招集と編成を考慮すると、即応部隊であっても3時間程度は必要だそうです。偵察だけなら5分+移動時間でやれるとのことですが、勝ち目が無いなら戦わない方が賢いぜ。見えないところで壊滅している可能性も無くは無い。
そんな状況下で殴り合うエイリスとウェンディ。この見開きはイイね。これでも木の精のおかげで巻き添えは無いらしい。ウルトラ広場なんていらなかった。犠牲者数はゼロ！ゼロです！
あとは再建費用の支払いだけだね（ﾆｺｯ｡こういう時軍人設定だと、自動で国家が賠償を肩代わりしてくれるのだから便利よな。
過去編で習得したエイリスの攻撃技で追いつめられるウェンディ。その中でエイリスが自分よりも強くなってしまい世界が再び滅ぶことを危惧します。お前の方が害悪だろがとツッコミたくなるところですが、古代文明時代のエイリスはウェンディもドン引きするほどの存在だったということになりますかね。そもそも今回仕掛けてきたのはヒナコだしな！まあ1話からここまでの扱いを見るに、心配しなくても大丈夫っしょというメタ感想。
ウェンディに勝利したところで第10話幕引き。煽りよる。殺すつもりで串刺しにしたけれど、再生能力のせいで死なないのでこのまま放置するしかありません。ウェンディも面白いキャラをしていますので、退場させずに再登板を期待したい。
