
ボロジノ級巡洋戦艦の2番艦イズメイル。1番艦より進水が早かったので、イズメイル級でも間違いではないらしい(一部の資料で1番艦と2番艦の進水日が入れ替わっている場合があるので注意)。史実では日本海海戦での反省点を克服するため造ったそうです。ロシアの巡洋戦艦は日本が育てた。低速な主力艦の生残性を高めるために高速艦を先行させるというアイディアは第一次世界大戦で広まった考え方なわけですが、ロシアはそれよりも早く有用性に気づいていたことになりますかな。巡洋戦艦ということで自艦の主砲である14インチ砲に耐えれるような防御力は無いものの、それでもガングート級を上回る装甲が施されているので、12インチ砲戦艦相手ならば互角以上に戦うことが出来ます。wowsbでは史実と同じく薄目の装甲かなと思ったら、意外によく耐えてくれますね。さすがにニューメキシコほどではありませんけど、平均的な耐久力って感じです。それでいて鈍足戦艦だらけのティア6で29ノット出せますから有利ポジを取りやすく、ソ連戦艦らしく精密照準Ⅱと地味に優秀な副砲も用意されているため、カタログスペック以上に強く感じます。誰だよソ連戦艦ツリーは他国戦艦の劣化版とか言った奴。普通に強いじゃねえか。