いつもの不定期更新に気づいたので感想文投稿です。まずはアスドルム王国サイドから。主人公による救出後、無事原隊に復帰できたミール。王国内では早くもアインシュタインとジガフ長官の死亡説が流れているようです。それでも戦争継続の方針が変わっていないというのは以前指摘通りですかね（ドヤ顔）。
そして謎の男改め自称神の裁定により次期国王となったエジソン。普通に考えたらこんなんで家臣や諸侯が従うわけありませんけど、なんらかの理由で無理やり従わせている様子。エジソンも不服そうで、また一波乱ありそうな予感。
視点が変わり主人公サイド。前話で警告を行っていたガルグイユ皇国の前線歩兵ヘルマが攻撃を仕掛けてきましたが、クロの説得で皇国上層部とのアポイントメントを取ることが出来ました。てか主人公一行の中だと族長であるユキが一番偉いんですね。言われてみればそうである。兵卒ごときが族長様の邪魔すんじゃねえって話ですわ。
ヘルマの付き添いで皇国観光。異世界なので読者視点だとさほど珍しくない見慣れた光景。しかし現地民である主人公たちから見ると異様に映るという新しいパターンです。この異世界に獣人は居なかったんですねえ。アスドルム王国が近代兵器なのに対し、ガルグイユ皇国は生体兵器で戦うつもりなようです。
その生体兵器を造ったであろうダーウィンとメンデルに出会ったところで幕引き。史実のダーウィンはめっちゃコミュ障だったそうですが、アインシュタインと同じく模倣品なんでしょうな。だから史実と掛け離れていても問題はありませぬ。パっと見、地球出身の転生者全員が敵というわけではない感じですかね。でもロカが亡命したのは戦争を止めたかったからだし、自称神が戦争継続を望んでいることを考えると、そいつに呼び出されたこのお二人も敵なんじゃという気がしなくもない。
