
前章で意識がおかしくなりだした主人公。どうやら防衛班の隊長(班長ではないらしい)であるアンジェリカの残留思念が入り込んできた模様。通感覚とは面倒な副作用を抱えていますね。ニュータイプかな?その記憶によると防衛班はかなり仲良しだったらしい。俺氏の脳内補完を多分に含むと前置きさせてもらいますが、仲良しな理由は単なる馴れ合いというだけでなく、理不尽が当たり前に存在するけど今より良い未来が待っていると信じることができるサールで育ってきたからこそだと感じました。ある日突然全てを失うことになっても最後は必ず立ち直るのだから結果より生き様の方が重視され、たとえ失態続きなドロリィスであってもやれることを全てやっているのなら許せてしまうのでしょう。

常に前向きだから原罪襲来時もドロリィスを逃がしたのはあくまでも保険であり、アンジェリカは残りのメンバーで嫉妬に勝つつもりだったんじゃないかなと思います。自己犠牲のつもりならドロリィスだけを逃がすようなことはしないと思うんですよね俺。あとは嫉妬を仕留めればハッピーエンドなわけですが、そうならなかったのが悲しい。最期にドロリィスと再会できなかったことを悔やむアンジェリカ。ここで主人公の意識が現在に戻ります。

意識が戻り嫉妬探しを続行。通感覚を使ったら嫉妬の方から寄ってきました。どうもこの能力は原罪由来っぽいですね。地球人と友好を結びたい原罪が存在する感じ?しかしそれを全否定する嫉妬。恒星間航行が可能な科学力を持っていても、道徳心のないケダモノは害悪ってハッキシしてんだね。処置を終えたユリウスも復帰し嫉妬との戦いが始まります。但しゲーム内で戦うのは第二形態からで、第一形態はストーリー上であっさり勝利してます。なんというかあっさりし過ぎて、第三研究室防衛班が弱いだけのように見えてしまうのはよろしくないと思いましたまる。

追い詰められた嫉妬は逆愛に助けを求めるも無視されます。どうやら見捨てられたらしい。可哀想。しかし別の原罪に助けてもらったようで、巨大化しだします。100メートル以上のサイズになったらしい。そんなに。だがしかしそれでもダニューブ特別連合部隊には勝てず敗死。ゲーム内でも攻撃力と体力が増えただけで、一定回数攻撃しないとダメが入らないヨルムンガンドの方が面倒だなって思いました。ストーリー上においてもヨルムンガンドは主人公たちに1回勝利しているわけですし、嫉妬よりヨルムンガンドの方が強いってことになるんかねえ。

嫉妬の討伐に成功しましたが、戦いの影響で研究所が水没し始めました。研究所にはニムビウスが大量に貯蓄されていることもあり、このまま放置していると原罪を生み出すための原料になってしまうとのこと。そこでドロリィスは研究所の区画をパージし完全に沈めることを提案します。海底なら水圧によって原罪が沸かなくなるらしい。しかしそのためには誰かが内部に残って解結と連結の操作をしなければならず、その役割を自分がやると言い出します。死に場所を求めている感が強く、普段の主人公なら却下したと思います。ぶっちゃけ何が沸いても特別連合部隊で対処できちゃいますからね。でもドロリィスやアンジェリカの記憶に触れて感化された主人公は、ドロリィスの提案を認めてしまいます。下策であっても部下の上申は可能な限り認めてやるのが良き上官なのです。

部隊から離脱後、海洋投棄作業中に防衛班の亡骸である幻化コアを発見するドロリィス。救援を連れて仲間の元に戻ってくるという約束を果たすことができました。うーん…嫌な再会だな…。俺にはなろう系の方が合っているようだ。

研究所から脱出した主人公たちがダニューブ支部へ帰還するところでチャプター8完。この時点では明示されていないものの、ドロリィスは死んでおらずまた特別連合部隊の一員として復帰しそうな終わり方でした。俺氏のデッキにもドロリィスが在籍しており、永久離脱されちゃうと困るのでそれでいいと思いますはい。
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