いつもの不定期更新定期。前話からの続きでユキの神技使い語り。魔法っぽいのは異世界原産ではなく、どうやら地球由来の能力らしい。俺が知っている地球と異なり魔術が存在するそうです。実は地球の方が異世界だったんだよ！っという展開があってもいいと思うんだ。そしてその魔術を黥国にもたらした地球人ヨハン・ファウストは黥国人に受け入れてもらえず、神技使いの先祖たちと一緒に追放されたとのこと。頭蛮族だもんなぁ。だいぶ昔にあった話なようで、ロカとクロはその話を聞いても特段恨みは無い様子。ここで破談するくらいなら殺されかけた時に抜けてるわな。これまで通り黥国に協力する方針を継続します。
話が戻りガルグイユ皇国との共闘が正式決定。その見返りとして主人公の治療を申し出るダーウィンとメンデル。主人公もこれを受け入れ一時離脱です。身体障碍持ちじゃきついもんね。但し一般的な外科手術では治らないことを知っているクロは心配しているようです。チート能力の代償で失った片腕と片目をどう治療するのかは俺も気になります。
視点が変わりアスドルム王国サイド。条約の期限切れを見越し皇国との国境線を要塞化したようです。現時点ではあくまでも防御を固め、積極的な攻勢は意図していない模様。塹壕と鉄条網と機関銃を組み合わせた近代的な野戦陣地で皇国を待ち構えます。獣人化した程度でこれを突破するのは難しかろう。
っと思っていたら、ドラゴンと巨人の空中挺進から皇国の攻撃が始まるという斜め上の展開で第10話幕引き。主人公側の戦力とは思えない怪獣映画みてぇなノリです。ミール君やばいね。王国側もこのままやられっぱなしとはならないはず…。再建した王室機甲部隊がなんとかしてくれるに違いない。いやまあ主人公的には皇国が勝ってくれた方がいいんだけどさ。俺氏としては地球製近代兵器が頑張っているとこも見たいんすよ。
