任務箱から出土定期。ソ連時代に改名したガングートです。第二次大戦での活躍はガングートの記事に書いたので省略。後継と目されていた16インチ砲戦艦が全て計画中止になったこともあり、本艦を含むガングート級はイタリアから分捕ったノヴォロシースクに次ぐ有力艦として戦後も現役であり続けました。50年代に入るとさすがに時代遅れと見なされ退役していきましたが、一方で同型艦から陸上へ移設されたオブオフ52口径305mm砲は90年代に至るまでセヴァストポリ及びウラジオストックを守り続け、ソ連の誕生と滅亡を見届けた存在でもあります。やはりガングート級は名実共にソ連を代表する戦艦なんですねえ。wowsbに於いては近代化改修したガングートということで主砲の発射速度が向上しております。12インチ砲戦艦であるが故に遠距離での撃ち合いは苦手なものの、ティア5だとそれほど欠点にはなってません。順当に火力が向上したと言えます。但し装甲は変わっていないため、相対的に弱くなっております。英独巡洋戦艦のような速力はありませんし、基本的に強いけど不利な状況に持ち込まれるとどうにもならなくなるという運要素が高めな戦艦です。