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2巻で打ち切りっぽくて悲しいけど、その分追いつきやすくなるので感想を書く気力が沸いてくる二律背反。
本作の舞台は薔薇戦争。主人公はランカスター派に属するサマーセット公エドムンド・ボーフォートの騎士ブラッド・ハーディング。敗走中のところから本編スタートです。主人公は逃げ切れないと判断し戦うことを進言するも、サマーセット公エドムンドはそれを却下。有能とは言い難い描写ですねエドムンド。まあ捨て石を命じないだけ有情ではありますが。
次策として1人で殿を務めると志願。これは認められ1人+見守り役で戦うことになりました。随分と都合の良い地形っすね。でも俺んちの近所の用水路に掛かっている橋もこんな感じなので完全には否定できねぇ。飛び道具使えよと思うかもしれませんが、西洋の騎兵って弓を使わないことが多いらしいんですよね(全く使わないとは言っていない)。馬で追撃中だったこともあり、敵側は弓無しで主人公と戦うことに。主人公は作中最強のキャラとして描かれており、タイマンで勝てるキャラはこの先も登場しないことでしょう。1人で撃退することに成功しました。
サマーセット公エドムンドの抹殺に失敗し逃げ帰った敵の騎士は、主であるヨーク公リチャードの懲罰を受けることになります。イギリス史のことはあんま詳しくないんだけど、史実でもこんな感じだったのか…?この時使用している鉄砲がトリガー式ではなくレバー式というのは細かいですね。一般的にアーキバスと呼ばれる銃で、後に生まれるマスケットよりも低威力であり、作中でも描かれている通り甲冑に対する効力は不足していました。このため主力武器にはなれず、もうしばらく弓の時代が続くことになります。
再び主人公視点。生還した主人公は原隊に復帰しここからヨーク派への反撃が始まる__と思ったらいきなりロンドンが陥落してます。これも史実なんだよなあ。最終的に負けちゃうしなランカスター派。
敗北したとはいえ一方的に負けたわけではなく、バトルシーンで魅せてくれるのはいいね。史実には無いオリジナル要素が多分に入っているけれど、それを信じてしまいそうな謎の説得力があります。
一方その頃体勢を立て直したサマーセット公エドムンドは、ロンドンを奪還するために動き出しました。大丈夫かなあと思うけど、そこは主人公が居るからでーじょーぶだ。案の定無双しております。史実でも奪還に成功しているという安心感を感じたところで第1巻おわり。ロンドンに居る反乱軍早く逃げてー