大戦後半のアメリカ製双発攻撃機。前任のA-20と比べ速力と最大積載量が向上した一方で運動性能は低下し、必ずしも上位互換とは言えなかったものの、対地用航空機としては間違いなく優秀な機体であり、B-25やB-26といった従来型中爆撃機をも置き換えることが可能になりました(ミディアムボマーという機種自体は戦後も受け継がれたが、大戦型中爆撃機とは役割が大きく異なる)。ベトナム戦争でも使用されたりと長きに渡り活躍した反面、朝鮮戦争ではMiG-15に完敗。戦闘機に対してもある程度対抗出来ると考えていた米軍は、急遽キャンベラ爆撃機の導入を決める程の衝撃を受けており、レシプロ機の終焉を示した機体ともなりました。wtmでは端的に言ってランク7版A-20と言った感じ。爆撃機が棺桶状態なため相対的に価値が向上しているのは他の高ランク攻撃機と同じです。乗り比べると狙われ難くなったのを実感するし、狙われたとしても強力な固定武装のおかげでかかってこいやとなれるのは良き。