アメリカ駆逐艦ツリーコンプリートです。燃料搭載量の不足が指摘されたアレン・M・サムナー級の拡大版なわけですが、元々はフレッチャー級の主砲を連装化することで対空火器の搭載スペースを増やすことが第一の目的とされており、砲力の強化は必ずしも求められていませんでした。連装砲2基や、それに単装砲塔を追加した5門案もあったそうで、何故主砲6門に拘ったのかは結構謎だったりします。統合揚弾機付きのMk12砲が増強されたことで、米海軍も秋月型に比類する駆逐艦を手にしたと言えるでしょう。wowsbでは例の如く未完も含めて戦後生まれになったであろう駆逐艦が大量に存在するため、優位に戦えるような性能はありません。一時期は劣化デアリングみたいなきらいもありましたが、現在では対駆逐艦に優れた駆逐艦が多数実装されたことからデアリングの存在価値の方が危ぶまれており、それよりも射程の長い本艦の方が他の駆逐艦とは違った個性を発揮することができます。実際に使ってみると思ったよりも楽しめるそんな駆逐艦です。