
勇者に殺されましたが聖女としての治癒力もあり復活。この先の展開を考えるとそのまま成仏した方がよかったかもしれませんが…。この時点では普段仲が悪い仲間も心配してくれました。内心は舌打ちしてるでしょうけど、それを表に出さない程度の常識はあるのです。

しかし勇者が主人公を誘ったという話が出てきてから態度が豹変。一転して主人公を惨殺する流れとなります。初めて見た時はなんでそんなに怒ってんの…となりますが、これにも理由があるんです(この先個人の感想を大量に含みます)。ティナ・ガブリエラ・ミルフィナの三人と出会ってから勇者の興味はそちらへ移っていき相対的に自分への興味は薄くなった、と主人公は考えていたことでしょう。ところが三人から見ると体を許している自分たちより、それをしない主人公の方が好かれていると感じてしまいます。熱愛はしてないけどかと言って険悪なわけでもない中途半端な関係が、三人の不快感を増長させていることに主人公は気づきませんでした。そして今回の出来事。女としての敗北が決定的なものとなり、その上好きな男の悪口を言い続ける女以下の扱いしかされない自分たちまで貶されたという話になります。復讐パートでエルフ種のミルフィナはすぐ老いる人間の女よりアドバンテージがあるから心にも余裕があると独白しており、ガブリエラについては描写自体ありませんでしたが、2話での反応を見るに主人公に対しては両者もずっと焦っていたティナと同じ想いだったんじゃないかなというのが俺氏の感想です。リアルの出来事で不確定情報による被害者叩きはしないよう心掛けておりますが、これは架空の人物だしね?胸糞展開は次話で終わるはずなのでもう少しお付き合いください。