
グローサーまであと1歩のところまできました。H級戦艦の名で歴史に刻まれたこの戦艦。水上艦としての完成が見送られた後は沿岸要塞にジョブチェンジし、対艦攻撃のみならずイギリス本土への砲撃にも活用されました。その期間は実に三年以上に渡り、イギリス軍は空襲による無力化や列車砲を使用した対砲兵戦を試みたものの完全に沈黙させるには至らず、オーバーロード作戦が成功するまで同軍を悩ませ続けることになります。数ある戦艦の中でガングートに次ぐ活躍をしたと言えるのではないでしょうか(拡大解釈)。肝心の中身は航続距離と主砲を強化した以外はほぼビスマルクということで、wowsbでも16インチ砲を載せたビスマルクという感じなスペックになっております。一応これでも上方修正されたらしんですけど、強艦が集うティア10に吸い寄せられやすいティア帯であることを考えると、まだまだ不十分な性能です。近距離戦から遠距離戦寄りの性格になったのに精度が低いのと燃えやすいのはちょっとね…。こいつを使っているとアメ戦艦が恋しくなってきます。