インチキ戦国の感想文を書こうかなと思っていた時に発見したこの漫画。原作小説が無くまだ2話目でありますが、面白くなりそう(俺基準)な予感がしたので書きたくなってきました。インチキ戦国は最新話まで遠くてモチベがね…話は好きなんだけどね…リアルタイムで追いかける方がやる気出ますねやっぱ。どれか完結するまでこれ以上作品数を増やすつもりはないので、インチキ戦国のレビューは来週あたりに再開予定です。

主人公は地球人ではなく異世界人。田舎育ちということもありあまり利口とはいえず、チート持ちの幼馴染みロカを知り合いに密告するところから話が進み出します。悪気は無かったし本人も反省しているから許すけど、善意だったとしても二人だけの秘密を他人に喋っちゃうのはよくないと思うね俺は。

主人公成りに考えた結果、事実上徴兵されたロカと共に戦うことを決め騎士団へ志願します。とはいってもチート持ちのロカとそれを持たない主人公が同じ土俵で戦えるはずもなく、離れ離れの日々。個人で出来ることの限界を感じさせますね。それでも邪道に頼らず研鑚を積み続ける堅実な姿勢は評価したい。

ロカの活躍もあり主人公が所属するアスドロム王国優勢で戦局は推移。そろそろ戦争が終わるかなと思っていた主人公にロカ暗殺依頼が舞い込みます。偶によく見る展開!影響力の拡大を恐れて部下や家臣を殺したという実話も無くはないんですけど、俺氏が知っている範囲内では
どちらかというと英雄側が反乱を起こしちゃう例の方が多いんですよね。封建制の成り立ちを考えれば、魔王討伐後の勇者を暗殺みたいな話は非現実的かなって思っちゃいますはい。但し本作品では少々事情が異なっており、戦争を続けたい地球人が意図的に失敗する暗殺を仕向けたという雰囲気になっております。ボスを倒すとゲームが終わっちゃうからあえて倒さないみたいな発想かなと勝手に納得している。