人手不足を補うため従業員になったはずの九鬼家が早くも離脱です。康晴殿…。このことに関し主人公からのフォローが全く描かれていないので、堀尾家の方々が自力で解決したことになりますかね。マジ便利キャラっすわ。
内政に勤しむ日々の中で、ある日秀吉からお願い事。手柄を得たいため主人公に助力を求めてきました。完全に頼り切りというわけではなく、草案は既に用意しておりこれの改善を手助けする流れ。秀吉は一般的に知られている一夜城を提案しますが、作中ではめっちゃつっこまれています。あれって架空設定らしいですね。俺にも信じていた時期がありました。史実では実行に移されなかったこのプランを、主人公の手直しにより実行することとなります。
そして完成したのがこちら。四角く壁で囲っただけ。建築方法については次話に出てくるのでここでは触れません。なんともシンプルな築城ですが、史実にも似たようなやり方で戦うワゴンブルク戦術と呼ばれる戦法があり、本作に登場する一夜城より遥かに簡素な作りにもかかわらず、敵兵に対し効果的に機能したと伝えられております。なので星型配置とか遮蔽陣地とかは考えなくてもいいのです。
敵である斎藤家の家臣・長井道利が攻撃を仕掛けてきましたが、上記のことを知らなかったために大損害を受けつつあるところで幕引き。知らなかっただけなので、決して無能というわけではありません。技術的奇襲ってやつですね。もうしばらく稲葉山城の戦いが続きます。
