プロローグからの続き。2話で終わらせるにはもったいない、ユリウスの乱(仮)が終局を迎えます。小国が大国に勝つためには後援者を得ることが不可欠なわけですが、そういうのを全くやらずに開戦しちゃったっぽいですからね…。自国民の支持があれば独力で革命を成功させることも可能ですけど、負けたとこを見るに裏切者の主人公を許すなって感じか。
当初は極刑覚悟で降伏するつもりだったものの、同志に諭され結果的に一人で逃亡してしまいます。周りに流されやすい性格なのは、プロローグでも描写されていますね。はっきり言って指導者としては不適格な人物ですが、世の中他人を変えようとするより自分を変えた方が上手くいきます。日常生活なら他人への配慮ができる優男として評価されたことでしょう。
小型船で漂流を続け、謎の生物が徘徊する謎の島に漂着。現時点で異世界かどうかは不明。俺には遺伝子操作された生物兵器の失敗作に見えるぜ。
上陸早々現地のチンピラに絡まれる。テンプレ展開!銃を取り出して威嚇するも、どうやらここの島民は銃を知らないらしい。三人相手に単発銃。いきなり詰みました。
それでも警告のために地面へ発射してみたところ、銃弾が爆弾のような威力を発揮。どうやらこの島では大陸とは違った物理法則が作用するらしい。全員怪我無しですので、発射ガス圧向上の類でしょうか。これによって銃の凄さ(違)を知ったチンピラ共は退散。戦略的勝利です。
疲労のため再び気絶した主人公を、本作のヒロインであるリシュが拾ったとこで第一話終了。顔が好みであったため、好感度は最初から高い。イケメン設定は便利だなあ(棒)。