
研究自体は大分前に終わってんだけど、クレがね…。正式名称はWZ-132轻型坦克。62式軽戦車の後継車輛として開発が始まったこの戦車は、紆余曲折の末T-62を正面から撃破可能な攻撃力と、NBC防護システム及び弾道計算機を搭載した次世代に相応しい性能を獲得しました。しかし主砲用の砲弾である100mmAPFSDS弾の生産は当時の中国にとって大きな難題であり、諸問題を解決できたのは80年代になってからだそうです。この頃になると複合装甲を備えたT-72の情報が中国にも伝わり、100mm滑腔砲ではDU弾をもってしても貫通不能なため、歩兵相手なら既存の62式軽戦車を改修するだけで十分だよねとなりあえなく不採用になりました。wotbにはT-72なんて居ないので十二分な貫徹力を発揮と言いたいところですが、砲弾はAPFSDSではなくAPCR。極々平凡な性能です。滑腔砲の意味ねぇなおい。同じティアにもっと高貫通な軽戦車が居るのだから、もうちょっと高くてもいいんじゃないですかね。同格重戦車の弱点を撃ち抜ける最低限の貫通力はあるので、WZ-131と比べると大分マシになっています。その代償としてか隠蔽率が悪化している点は注意です。まあwotbの広さならそんなに気にならないとは思いますが。