
九鬼家お家騒動の後始末。妹のお市にまで被害が及ぶに至り信長激おこ。けじめをつけることを求めますが、本作の澄隆は気弱キャラ設定で当主の器ではないようです。家臣を統制出来ない澄隆を見て文字通り切り捨てようとする信長。こうして史実通りに嘉隆が九鬼家の当主になったのでした(違。これに対し未来育ちの主人公が止めに入ります。殺す必要は無いし分家筋が当主になっても問題ないと。その話を聞いて戦国時代人啞然。誰でもいいとなったら常に簒奪に怯えなくちゃならんからなあ。選挙の度に失職する可能性がある現代は、為政者からすると中世よりも過酷なのかもしれません。まあ殺される危険が無くなったからこそ成り立つ考え方とも言えます。定期的に価値観の違いが見れるのはいいね。