
以前製作した千歯扱きのせいで失業者が発生。史実でもあった現象ですね。なるようになるので放置でもいいのですが、オランダ病という言葉があるように一方で儲かったからもう片方で損しても平気という考え方は危険です。せっかく機械化したのにきちんと再分配を行わないと経済力が低下してしまう可能性を孕んでいます。市場原理のみに任せるのはダメですよ政治家さん。
主人公は代替産業として養鶏と養蜂を提案。どちらも江戸時代になってから広まった商売であります(諸説あり)。それまであまり広まらなかったのは経済力の低さが主な理由とされており、戦国時代に始めちゃって大丈夫かなーっと思いますが、本作では公共事業的な意味合いが大きく、収支に関しては農作物の収穫量向上で補えるので赤字でも平気なのでしょう。こういう時経済を一元管理できていると強いですね。同じことをしようとした社会主義はイノベーション力の低さが原因で退場しましたが、主人公には現代知識があるので少なくとも向こう300年の繁栄が約束されております。
まずは本多忠勝の伝手に頼りニワトリを入手。さっそく役に立ちました。冷やかし要員とか思ってすまんかった。名家出身ということもあり村人より見識が広いようです。そして翌日には産卵したところで8話幕引き。ほぼ毎日卵が採れるニワトリってリアルチートアイテム感があるよなと思うんだよね俺。