遂に始まりましたグボン山賊団との闘い。敵の装備は片手武器が主体。これらのメリットはやはり軽量という点であり、逃げ惑う相手に対しては最も適した山賊団らしい装備といえるでしょう。
いっぽう主人公勢は急造の長槍や長斧で対抗、無双します。平地での近接戦においてこれらの長柄武器は最強ともいえる武器ですが、遠隔攻撃に対し非常に脆弱な武器でもあります。もし短槍や刀剣ならば射ち合いで不利になっても、視界が悪いところへ引き込み乱戦で弓矢を封殺するという対処法がとれるところ、重くて取り回しが悪い長柄武器はそのような場面に不向きです。長柄武器が活躍するためには、平地での遠隔戦に勝つことが絶対条件となります。作者さんもそれをわかっているからこそ弓を出さなかったのでしょうが、ボボロ退治で弓使ってるんですよね…。舐めプだったとしても、命がかかっているのに敵味方どちらも飛び道具を使わないのはどうなのよとなります。主人公も遠隔戦への言及が一切ありませんし、この辺はちょっと残念です。
※追記:先端に穂以外の付属品を取り付けた武具を長槍と呼ぶのは不適当なので、長柄武器にしました。
そんなこんなで山賊団を皆殺しにします。さすが中世っぽい世界だ。善良な村民でも殺すことに躊躇がないぜ。
最後の方で1話に出てきたチンピラ改め騎士ボルノフが再登場したとこで第6話終了。山賊の残党をきっちり殺しました。ちゃんと仕事してますね。えらい。次回から魔法との戦いが見れそうです。ワクワクしてきた。