
前話からの続き。領地の明け渡しを拒否った代わりに、フライドポテトを振舞う主人公。実になろうらしい展開だ。ハマグリの時といい調理描写が妙に細かいのは作者さんの趣味だろうか。未来チートを駆使しながら丁寧に仕上げたこともありとても好評です。芋類は中世ヨーロッパだけでなく中世日本でも低俗な食べ物扱いされてたらしいですけど、この時点でジャガイモはまだ伝わっていないのだから、そういう偏見はまだ芽生えてなかったのだろうと脳内補完しておく。

そのうえで領地の代わりにジャガイモを含む南米由来作物の無償提供を申し出る主人公。貞勝はまだなんか言いたそうですが、商人としての力量は誰もが認めてますし、最終的にこの提案を受け入れます。こうして転封危機を乗り切ったところで35話おわり。織田家がじわじわと主人公に依存していく…!