ようやく2話目の感想文投稿です。何度でも言う。俺は書きたい時にしか書かない。
前話で出会った信長に招かれ清州城を訪れる主人公たち。そこで売り物の陶器が本物であることが証明され、売却という流れにひと手間加えオークションを提案します。信長にとっても興行ネタが一つ増えたことで快く受け入れて貰えました。宇宙船を保有している主人公は生活に困っていませんので、これは上手い話の膨らませ方ですね。この展開見習いたい。
そして一ヵ月後のオークション当日。こんだけ人集めできる信長も凄いよなあ。主人公が司会で売り子は嫁。全員企業経営経験持ちということで慣れたものです。史実キャラの紹介を混ぜながら次々と売れていきます。
その中で鐚銭の話が出てきました。敬遠されているにも拘わらず流通しているのは作中にある説明通りで、一度でもお金の便利さを知っちゃうと物々交換には戻れなくなってしまうのです。更に経済規模が大きくなった現代社会で不換紙幣が浸透したのは、必然と言える。その鐚銭を未来の力で修繕する主人公。手数料で大儲けです。きっと通貨不足に悩む現政権からも感謝されることでしょう。
オークション終了後、信長から家臣になることを求められたところで幕引き。なんだか不穏な空気ですが、シリアス展開にはならないのでご安心ください。