
作中4回目であろう死に戻りから第三章の始まりです。チャプター2で大敗北を喫しながらも前向きな主人公。PTSDにならないよう部分的に記憶を消したという、博士の配慮もありそうな感じがします。今回の世界線はプレイヤー視点だと未来の話なわけですが、時間軸的にはチャプター1よりも過去なようです。こっちの話を先にやるべきなんじゃと思わなくもない。

ダニューブ特別連合部隊が現場に到着する前に、原罪と交戦するサール市駐屯の海軍陸戦隊。海軍とアイギスは別組織だそうです。別に仲が悪いとかそういうのはありません。中国のゲームだしサール市は上海がモデルなのかなと思ったりする。塵虫程度なら在来兵器で十分対処できるそうですがそれ以上の原罪相手では分が悪く、奇襲的な攻撃を受けたこともあり壊滅状態に陥っている模様。その他に第3研究所のドライバーが参戦しているものの、こちらも交信途絶状態。怪獣映画定番の噛ませ部隊…!そこに主人公たちが駆け付け原罪を撃退する流れです。

蒼穹戦線作戦で世話になったユリウスとチャリサーとフランカー。しかしこの世界線では主人公と初対面らしく、主人公も含めそのことに誰も違和感を感じないというのはプレイヤー視点からするとちょっと寂しい気がしますね。過去の時間軸ということで三人からもどことなく素人感が漂いながらの戦闘。それでも基本性能が高いおかげで戦局自体は主人公勢優位で推移します。

場面が変わり民間人視点のお話。彼らにとってドライバーは縋るべき救世主ではなく、巻き添えにならないよう注意すべき警戒対象なようです。30m級の体躯で市街戦を行うのだからそらそうよって感じっすね。現実的なツッコミでフフっとなります。やはりウルトラ広場は必須…。そんな視線を受けながら身を挺して避難民を守るフランカーを見て考えを改める人々。マーベル市民みたいな展開にならなくてよかったようん。

主人公視点に戻ります。順調にも拘わらず戦いの最中に不満を言い出すチャリサー。どうやら役割分担が気に入らないらしい。今更そんなこと言われてもって感じですけど、作戦会議とかやらずいきなり実戦投入されたっぽいんですよね。司令部が悪いよ司令部が。そんだけ切羽詰まった状況ってことになるんすかねえ。更に命令無視で持ち場を離れだしました。チャリサー害児過ぎる…。チャプター2ではそんなことなかったのですが…。この状況で平常心を保てる主人公すげえなって思います。さすが死に戻りを繰り返してきたアイギスの将校だ。お子様の扱いに慣れている。

チャリサーが持ち場を離れたことで避難民を守るための戦力が半減し、フランカーの負担が一気に増え案の定死にかけます。慌てて戻りようやく反省したかと思ったら、またも命令無視でスタンドプレーを行おうとするチャリサー。まあフランカーが負傷している以上これ関しては同情の余地がありますがね。グダりながらチャプター4へと続く。