
エイリスとトルガナーナの初対面。さすがエイリスだ。予想を裏切らない。古代文明のことは知ってるはずなんすけど知識量は乏しいようで、トルガナーナを知的生命体だと思っている様子。ただAIの完成度は高く、人間と同じように受け答えできます。宗教的に考えると戒律を守ることが出来れば人間なのだから、物ではなく人扱いするエイリスの対応は正しいと言える。

ジュンコの時と異なり会話途中だろうと攻撃を行うエンデバーとオウメガ。殺意が高い。4巻の幕間を読むにエイリスが居なかったとしても、ジュンコはヒナコのことを殺したくなかったのかもね。つーかトルガナーナ強いな。明らかに日常生活を想定した機能を有しておりますが、かといって戦闘が苦手というわけではないっぽい。これが人型汎用ロボってやつですか。

エイリスがオウメガを引き付けている間にトルガナーナが艦橋へダイレクトアタックしエンデバー沈黙。マジで良いところ無いなおい。エンデバーが巨神と互角だったとは全く思えなくなったのが悲しい。回復チートの壁は想像以上に厚かったようです。
巨神>ジュンコ>エイリス>ウェンディ>>>>(回復チートの壁)>>>>その他

艦長であるフィロソマに私を殺すと王都民が困ることになると命乞い兼脅迫を受けますが、カルラがサクっと殺したところで16話おわり。戦争の相手の魔族からすると人族が何人死んでも問題ないし、むしろ利になるからね(そこまでは言ってない)。とはいえ王都民から見ると、乱痴気騒ぎで街に損害を与え、治安要員まで殺したヒナコたちは完全に犯罪者集団なのよね。この先どうなるやら。その他にカニバリズムの話が出てきましたけど、いくら異世界人側の悪行を盛ったところでヒナコから仕掛けた事実は消えないんだよなあ。方向が違うだけで、自分がしたいことのために死人が出る程の迷惑を周りにかけるのは、嫌っているはずのジュンコと同じではと思う俺氏であった。