領地経営早々近隣勢力から敵対行動を取られる主人公たち。作中では既に桶狭間の戦いが終わった後の話なので、服部党に織田領へ攻め込む余裕なんて無さそうな気がしますけど、歴史改変を緻密にシミュレートする作品じゃないから気にしてはいけません。宗教への批判というステレオタイプな見方も含まれておりますが、これも元を辿ると中世ヨーロッパでキリスト教が幅を利かせるようになったとの同じく政情不安が最大の原因であり、為政者がきちんと統治すれば武力弾圧などせずとも本来の姿に戻ることは歴史が証明しています。本当に腐敗していたら団体行動なんて無理ですからね。信仰心によって支えられた僧兵及び宗教一揆勢力は、一般的な足軽よりも士気が高かったくらいです。俺氏より戦国時代に詳しそうな作者さんがそのことを知らないはずがないので、あくまでも通説寄りになりやすいアンドロイドであるキヨマル個人の見解でしょうな。